年齢?のせい

ドトールにて、通路を歩いていたおじさんが、空の椅子にぶつかった。それにも関わらず、何も言わずに通り過ぎていった。なんか嫌なおじさんだなと思った時、その空席の対のソファーに座っていたおばあさんは、なんの表情の変化も見せず、その椅子をそっと引いた。泣きそうになった。

早く目覚めた朝は

朝早く家を出た時、朝日はまだ鳴りを沈めている。そんな中、電車に沢山の人がいた時。朝日が見えた時。圧倒的に心は沈んでいく。私の特別な高揚感は、少しばかり外れ値な人間の普通であった。それもそれで間違えではないけれど。デパートの屋上、久しぶりにできた彼女。

 

生まれて育った環境

人に対して心が閉じる時って色々あると思う。自分の中で、それの最たるものが根本的な思考が違う時だ。例えば、坂本慎太郎は新譜で、「僕には時間がない、君には時間がある」と歌う。それをいい意味で僕よりも時間があるよと歌っているのかは定かではないが、それをあたかも良いことだよねと突きつけてくる人が苦手だ。そんなこと気にして会話なんて出来ないよと言うのは確かにそうだ。でもそんなことわかってたって出来ないことがあるじゃないか。可笑しいのは確かに自分かもしれない。でもどっちだって可笑しいんだ。