2024-01-01から1年間の記事一覧
ドトールにて、通路を歩いていたおじさんが、空の椅子にぶつかった。それにも関わらず、何も言わずに通り過ぎていった。なんか嫌なおじさんだなと思った時、その空席の対のソファーに座っていたおばあさんは、なんの表情の変化も見せず、その椅子をそっと引…
自分が培い、設けた嫌いな矛盾に苦しむ 地球が地震のせいで苦しむように 身体が結局、自分が創作した癌に苦しむように 今までこういう奴が嫌いだと思ってたやつの一部が自分の中にいても、それには目を瞑って
新しい人とする会話、普段しない新しい話が多い。 それは新しい人だからなのか、はたまた自分が歳をとったからなのか。変数を二つ持っては分からない。だから付き合いの長い友人を大切にするのさ
朝早く家を出た時、朝日はまだ鳴りを沈めている。そんな中、電車に沢山の人がいた時。朝日が見えた時。圧倒的に心は沈んでいく。私の特別な高揚感は、少しばかり外れ値な人間の普通であった。それもそれで間違えではないけれど。デパートの屋上、久しぶりに…
流れる車窓からの景色ではなく、その硝子を見ている。視点は着々と手前にずれ込む。都会は大気中に汚れが多い。そこばかりに目がいく。近視
人に対して心が閉じる時って色々あると思う。自分の中で、それの最たるものが根本的な思考が違う時だ。例えば、坂本慎太郎は新譜で、「僕には時間がない、君には時間がある」と歌う。それをいい意味で僕よりも時間があるよと歌っているのかは定かではないが…